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入手カードレベル:12 エリア エリア名 DP EX スタンプ カード1 カード2 カード3 カード4 25-1 T Hノーマルクラスマッチ1 7 23~30 1040~1250 高町なのは[夏服小学生] 八神はやて[八神家の大黒柱] アミティエ・フローリアン[ふんわり長女] フレイムアイズミ:C べ:? イ:E 25-2 T Hノーマルクラスマッチ2 アリシア・テスタロッサ[T H店長の娘さん(姉)] 八神リインフォース・アインス[八神堂店員] レヴィ・ラッセル[リボン普段着] フレイムアイズミ:B べ:? イ:D 25-3 T Hノーマルクラスマッチ3 アリシア・テスタロッサ[海聖小学校生徒] のろいうさぎ[ヴィータの宝物] ディアーチェ・K・クローディア[ブラックスイート普段着] フレイムアイズミ:E べ:? イ:A 25-4 T Hノーマルクラスマッチ4 フェイト・テスタロッサ[T H店長の娘さん(妹)] 八神シグナム[剣道大学生] ユーリ・エーベルヴァイン[優しい末っ子] クラールヴィントミ:A べ:? イ:C 25-5 T Hノーマルクラスマッチ5 リニス2世[テスタロッサ家の愛猫] のろいうさぎ[ヴィータの宝物] ユーリ&レヴィ[末っ子たちの応援] クラールヴィントミ:D べ:? イ:F 25-6 VS アリシア 報酬 レアチケットピース 1枚 マイDPキャンディ 1個 (3400スタンプ)
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入手カードレベル:13 エリア エリア名 DP EX スタンプ カード1 カード2 カード3 カード4 31-1 八神堂エリートデュエル11 8 30~36 1200~1440 高町なのは[お部屋着小学生] 八神はやて[普通の小学生気分] レヴィ・ラッセル[元気系中学生] レイジングハートミ:A べ:? イ:C 31-2 八神堂エリートデュエル12 フェイト・テスタロッサ[普段着小学生] 八神リインフォース・アインス[八神堂店員] アミティエ・フローリアン[ふんわり長女] レイジングハートミ:? べ:? イ:F 31-3 八神堂エリートデュエル13 アリシア・テスタロッサ[T H店長の娘さん(姉)] 八神はやて[普通の小学生気分] レヴィ・ラッセル[リボン普段着] ---- 31-4 八神堂エリートデュエル14 リンディ・ハラオウン[T H店長] 八神ヴィータ[学校帰り小学生] アミティエ・フローリアン[ふんわり長女] レイジングハートミ:B べ:? イ:D 31-5 八神堂エリートデュエル15 リニス・ランスター[真面目なメイドさん] 八神はやて[八神堂店主] ユーリ&レヴィ[末っ子たちの応援] レイジングハートミ:? べ:? イ:A 31-6 VS アインス 報酬 八神リインフォース・アインス[八神堂店員] Lv 20 (LC+50) レベルマスタリーN 3個 (4000スタンプ)
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入手カードレベル:13 エリア エリア名 DP EX スタンプ カード1 カード2 カード3 カード4 32-1 八神堂エリートデュエル16 8 30~36 1280~1540 リニス2世[テスタロッサ家の愛猫] 八神ヴィータ[気合いの小学校3年生] アミティエ・フローリアン[ふんわり長女] レイジングハートミ:C べ:? イ:E 32-2 八神堂エリートデュエル17 フェイト・テスタロッサ[普段着小学生] 八神ヴィータ[学校帰り小学生] ユーリ・エーベルヴァイン[一家の末っ子] レイジングハートミ:F べ:? イ:B 32-3 八神堂エリートデュエル18 クロノ・ハラオウン[優等生な中学生] のろいうさぎ[ヴィータの宝物] ディアーチェ・K・クローディア[ブラックスイート普段着] ---- 32-4 八神堂エリートデュエル19 エイミィ・リミエッタ[T H店員] 八神リインフォース・アインス[八神堂店員] レヴィ・ラッセル[リボン普段着] フォーチュンドロップミ:A べ:? イ:C 32-5 八神堂エリートデュエル20 高町なのは[お部屋着小学生] 八神ヴィータ[趣味はグランドゴルフ] ユーリ・エーベルヴァイン[一家の末っ子] フォーチュンドロップミ:D べ:? イ:F 32-6 VS ヴィータ 報酬 のろいうさぎ[ヴィータの相棒] Lv 30 (LC+50) レアチケットピース 1枚 レベルマスタリーN+ 1個 (4100スタンプ)
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種族「人間種」 ステータスはLV100・全スキルLV100・親密度最大時 名称 タイプ 基礎 ロール HP 攻撃力 防御力 素早さ 星炎の破壊者 力 魔法 アタッカー 8,041 8,446 3,344 385 不屈の空戦魔導師 心 魔法 アタッカー 8,535 8,979 3,553 407 閃光の空戦魔導師 心 物理 アタッカー 8,036 8,589 3,462 459 迅雷の強襲者 心 物理 アタッカー 7,573 8,079 3,258 433 夜天の書の主 知 魔法 エンハンサー 7,350 6,420 3,685 447 闇の統御者 知 魔法 アタッカー 7,806 8,202 3,430 400 星炎の破壊者 【コラボ】魔法少女と魔導の王 不屈の空戦魔導師 【コラボ】魔法少女と魔導の王 閃光の空戦魔導師 【コラボ】魔法少女と魔導の王 迅雷の強襲者 【コラボ】魔法少女と魔導の王 夜天の書の主 【コラボ】魔法少女と魔導の王 闇の統御者 【コラボ】魔法少女と魔導の王
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機人咆哮リリカルサンダルフォン クロス元:機神咆吼デモンベイン 最終更新:08/03/02 第零話『永劫の開演』 第一話『黒天使、降臨』 第二話『憎悪の牙、殺意の爪、我は漆黒の狂嵐』 第三話『摩天楼の夜に魔性が哂う』 運命の探求 クロス元:機神咆吼デモンベイン 最終更新:08/07/03 前編 中編 後編Aパート 後編Bパート エピローグ 拍手感想レス :これから面白くなりそうですね♪つづきを期待しています!!! コメント欄です 感想や応援メッセージなどをお気軽にどうぞ(無名コメントも可能です) 教授がサンダルフォンで登場してくるのを楽しみにしてますw 執筆頑張ってください! -- 名無しさん (2008-08-22 00 00 41) リリカルサンダルフォンの続き、待っていますので、 どうかお体に気をつけて執筆頑張ってください。きっと、きっとサンダルフォンならナンバーズ相手に格好良いバトルを! -- 名無しさん (2008-11-14 21 56 48) サンダルフォンかっこいい 続きが気になります? -- 名無しさん (2009-08-27 21 45 16) 2chで話題のやつです(人・ω・)♂ http //gffz.biz/index.html -- 素人です (2011-11-30 06 15 30) 名前 コメント TOPページへ このページの先頭へ
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前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ 土くれのフーケにとって、その訪問者は異常だった。 長身の黒マントだから?否、そんな者はどこにでもいる。 白い仮面で顔を隠しているから?否、そんな同業者はいくらでもいる。 夜中の訪問者だから?否、夜は盗賊たるフーケの時間だ。 それは、ここがチェルノボーグの監獄だからだ。 フーケはヴァリエールの屋敷で捕らえられた後、裁判のためにここに移送された。 そして今は裁判を待つ身である。 その間、ひどく退屈で牢番以外の誰かが来ない物かと思っていたが、まさか本当に警戒が極めて厳重なこの場所に非正規の訪問者があるとは思ってもいなかった。 もっともこの訪問者、まともでない上に油断ならない相手であることは間違いない。 ──私を殺しに来た刺客?あるいは…… 身構えるフーケにその訪問者は言った。 ハルケギニアを一つとし聖地を奪還するために我ら新しいアルビオンの仲間になれ、と。 想定外の問いにフーケは質問で返す。 断れば? 訪問者は答える。 死だ。 ならばフーケは断れようはずもない。それに、はっきりした物言いは嫌いではない。 故にフーケは男の仲間となった。 すなわちレコン・キスタの一人となったのである。 ヴァリエール公爵邸の中庭には大きな池がある。 燦々と照る日を受け、きらきら輝く水面に浮かんでいるのは小さな白い小舟。 その幻想的な小舟の中で、ルイズは周りの美しい景色に目をやることなく泣いていた。 と言っても、泣いているルイズは魔法学院の学生のルイズではない。まだ小さく、それに幼い6歳のルイズだ。 なぜ、こんなに泣いているのかはよくわからない。 でも二人の姉と魔法の力を比べられて悔しくて、情けなくて、悲しくて泣いているのだけはわかる。 ここに来るのはそんなときだけだからだ。 泣いても、泣いても涙が止まらない。ずっとずっと泣いていると、ルイズの白い小舟に魔法の力で空を飛んでいた立派な貴族が降りてきた。 「泣いているのかい?ルイズ」 「子爵様、いらしてたの」 まだ16歳の若い貴族ルイズのよく知る、そして憧れの人だった。 彼は先頃、近くの領地を相続したという。その件でここに来たのかも知れない。 「また、お父上にしかられたんだね。おいで、僕がお父上に取りなしてあげよう」 「でも……」 お父様が許してくれるかどうかわからない。 でも、子爵様と一緒なら。 「大丈夫さ。僕がついている」 「でも……」 お母様が許してくれるかどうかわからない。 きっと、すごく怒っている。 それがとても不安だ。 でも、子爵様と一緒なら。 「それに、みんなお茶を用意して待っているよ。ほら、ルイズの大好きなクックベリーパイもあるんだ」 子爵がおいしそうなパイをのせた手をルイズにさしのべる。 クックベリーパイの甘酸っぱい香りがルイズの小さい鼻に流れ込み、不安を溶かしていってくれる。 しかし、ルイズは頬をちょっとふくらませた。 ふくらせた頬と一緒に体も大きくなり、魔法学院のルイズになるが、そんな不思議もルイズは気にならない。 「子爵様。私、もう子供じゃありません。そんな食べ物なんかで釣られたりしません!」 「じゃあ、いらないんだ」 ──え? ルイズの目の前には子爵はないかった。 いや、さっきまで確かにとても立派で、素敵な、憧れの子爵様がルイズの前にいた。 でも、今ルイズの前でクックベリーパイをひょい、と引っ込めるのは 「じゃ、僕が食べちゃうよ」 ぶかぶかの服を着て、大きすぎる帽子を思いきり後ろにずらしてかぶっているルイズの使い魔、ユーノ・スクライアだった。 さっきまでは大きかった手も、今は小さくなって両手でパイを持っている。 「いただきまーす」 ルイズは誰の目にも止まりそうにないスピードで手を伸ばす。高速とか神速とか言うのもまだ生ぬるい速度だ。 さっきまでユーノの手にあったクックベリーパイは消え失せて、いつの間にかルイズの手の中にあった。 「誰もいらない、なんて言ってないわよ」 「じゃあ、それを食べたらみんなのところに行ってくれるよね?」 「でも……」 「まだ、たくさんあるよ」 「う……ユーノがそこまで言うんならしょうがないわ。行ってあげる。でも、これを食べてからよ」 「うん」 ルイズがニコニコ見ているユーノの前で大きく口を開ける。 少しくらい行儀が悪いがしょうがない。 それに見てるのはユーノだけだし。 あーーーーん ぱく 「うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああ」 「ほへ?」 目が覚めた。 そろそろ日が昇ってきて、起きるのにはちょうどいい時間だ。 いつも聞こえる鳥の声が今日は聞こえない。 ユーノが叫びまくっているからだ。 「ほーひたの?ふーの」 「い、いたいいたいいたいいいたいいたいいたい。ルイズしゃべらないで、噛まないでーー」 「ほへー」 ルイズは寝ぼけ眼のまま、しばらくぼーっとしていた。 キュルケが朝一番にルイズを見つけたとき、何か違和感を感じた。 正確にはルイズではなく、その肩に乗っているユーノの方に違和感があった。 と言っても、その違和感の出所は探さないといけないような微妙な物ではない。 見ればすぐにわかる。 「何があったの?」 ユーノの胴体にはいびつな包帯がぐるぐる巻かれている。 相当不器用に巻いたらしく、ユーノの胴体がかなり太くなっていた。 「何でもいいでしょ!」 あまり言いたくない事のようで、ルイズはユーノが乗っている肩とは反対の方向に顔を背けてしまう。 その隙にタバサは、ひょいとユーノを取ってしまった。 「あっ、タバサ。何するのよ!」 「包帯の巻き方が悪い」 そう言うとタバサは、ルイズがユーノ奪還に伸ばす手を避けながら包帯を外してしまう。 全部の包帯が巻き取られ、露わになったユーノの胴体を見たとき、キュルケは自分の目を疑った。 そこにはくっきりと歯形が刻み込まれていたからだ。 「えっと……ルイズ、何かあったの?」 「なんでもないわよ」 「なんでもないって、この歯形、あなたのでしょ?」 親指と人差し指で大きさを測ってルイズの口と比べる。 ぴったりだ。 「……けたのよ」 「え?」 「だから、寝ぼけてユーノを噛んじゃったの!」 とたん、キュルケは口を開けて笑い出す。 以前は少しこらえていたが、近頃はそんなことをしない。 こらえても無駄だからだ。 「あははははあははは。噛んだ、噛んだって、自分の使い魔を?」 「そ、そーよ」 「そんなことするの、あなただけよ。きっと。ミス・ヴァリエール。あははははははあははは」 「そんなに笑わないでよ」 「間違いなく史上初めてよ。あははははははははははは」 ひとしきり笑い終えたキュルケは教室に歩きながら息も絶え絶えに一言だけ言った。 「あなたって、ホント面白いわ」 その横ではタバサが慣れた手つきでユーノに包帯を巻き終え、9割も余ってしまった包帯を扱いかねていた。 教室に入ったルイズは何となくユーノを見ていた。 (ユーノ、もう痛くない?) (平気だよ) そうは言っても気になる。 肩に乗っているときも、いつもとは違うようだったし、歯もだいぶ食い込んでいたように思える。 いい味が出ていたのは気のせいだろう。たぶん。 扉ががらっと開き、この授業の教師のミスタ・ギトーが現れた。 生徒達は一斉に席に着く。 この教師、生徒達にはあまり人気がない。冷たい雰囲気と、何より漆黒のマント姿がかなり不気味だからだ。 おかげで授業はいつも妙な緊張感に満ちて生徒達の私語も極めて少なくなる。 この日もそうだった。 一見、生徒達は授業に集中しているように見えるが、実際はどうなっているかさっぱりわからない。 今のルイズもそうで、半分上の空で考え事をしていた。 「最強の系統は知っているかね?ミス・ツェルプストー」 「『虚無』じゃないんですか?」 「伝説の話をしているわけではない。現実的な答えを聞いているんだ」 ルイズが考えているのは、今朝見た夢のことだ。 ──なんで、あんな夢を見たんだろう。 この数年、子爵とは会っていない。 憧れはまだ強く胸に残っているし、あの約束のこともはっきり覚えているが、今日の今日まで思い出したことはなかった。 「火に決まっていますわ。ミスタ・ギトー」 「ほほう。どうしてそう思うね?」 あの約束を聞いたときに感じたあの思い、それもまた覚えている。 それが今、子爵の夢を見る元となったのだろうか。 「全てを燃やし尽くせるのは、炎と情熱。そうじゃございませんこと?」 「残念ながらそうではない だとしたら最後に子爵がユーノになったのはどういうわけだろう。 ──まさか、あの思いをユーノに? いや、それはない。あるはずがない。 ユーノは、ずっと年下だし、子供だし、何よりフェレットだし。 それだけはあるはずがない。 別のことで子爵とユーノに共通点を感じたに決まっている。 そう子爵はメイジとしても一流だった。 ユーノも四系統ではないがすごい魔導師だ。 きっとそこからに違いない。 ルイズは安心して満足そうにうなずいた。 「試しに君の得意な火の魔法を使ってみたまえ、と言いたいところだが……ミス・ヴァリエール!」 そう言うとギトーは杖を一振り。 空気の固まりがぶわっとルイズの髪をかき上げる。 「は、はい?」 ようやく周りのことが耳に入ってきたルイズだが、今何が起こっているのかはまだ分かっていない。 確か今は風の授業のはずだ。 ──と言うことは! ルイズはあわてて杖を出して、それを持った手を振り上げる。 「はい、わかりました。すぐにやります」 「え?」 さっきまで問答をしていたキュルケが顔を引きつらせる。 「み、みんな危ない!隠れるんだ」 ギーシュが叫ぶが早いが机の下に待避する。 「ま、待ちたまえ!ミス・ヴァリエール!早まるな!」 もう遅い。 あわてるルイズは風を起こすルーンを唱え杖を振る。 そして爆発が起こった。 庭で洗濯物を干していたシエスタの後ろで爆音が聞こえた。 以前はその爆発はよくあることではあっても、縁の遠い物ではあったが今は何故か身近に感じられる。 ミス・ヴァリエールが爆発を起こすところを見る機会が増えたからかも知れない。 そういえば爆発が前より大きくなっているような気がした。 ミス・ヴァリエールの毎日の練習の成果が出ているのだろう。本人は喜ばないかも知れないけど。 音の元を見ると、教室から煙がもうもうと噴き上がっていた。 さらに窓から誰かが──今日のはよくわかる。よく飛ばされるマリコルヌと言う貴族だ──魔法も使わずに飛んでいくのが見えた。 シエスタは放物線を描いて飛んでいくマリコルヌを目で追った。 とりあえず、どうしていいか考えていたからだ。 学園の塀の手前まで飛んだところでようやく結論が出た。 「大変!!」 シエスタは塀の向こうに空を飛ぶ貴族を追っていった。 前ページ次ページ魔法少女リリカルルイズ
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平凡な、復讐に燃えるネオ○チス少佐(三階級特進していた)だったはずのこの私、武乱知得 某に訪れた突然の事態! 渡されたのは赤い宝石! 手にしたのは魔法の力! 出会いが導く偶然が、今閃光を放って動き出していく!! 繋がる熱意と始まる黙示録ッ! それは魔法と、世界中の軍人・超人・魔人・企業戦士が一国に集うジュエルシード争奪戦争が平行する日々のスタート!! 魔法戦士リリカル某!!これより状況を開始するッッッ!!! 【OP……構想中につき省略!】 私は煙の塊のような敵をサンドバック代わりにして、装備の変化による調子を見た! 「うむ!コレは使える!!」 我が身に纏った魔法防護服、バリアジャケットに満足する! うむ、まずまずな出来だ。全身の関節駆動の妨げにならない柔軟さと、確かな力強さを感じる! これを昔に着ていれば、COSMOSなど一人で壊滅してくれていよう! 過去の辛い思い出と共に、私は己の拳を握り締める! ギリギリギリィ……。 「フッ……だが今は過ぎ去った過去の事など忘れよう……。 そう、後悔は一人布団に入ってからすればよい! しかし何より重要なのは後悔を超えた"反省"をすることなのだ!ワハハハハハッ!! そうは思わないか?フェレット君!!」 「え、え~と、スゴク正しいと思います。ハイ……」 「フーーッ……グルルルゥ……」 常人が聞けば恐ろしいと思ううめき声を上げる相手……怪物と呼ぶに相応しいだろう……それが再び立ち上がる。 それに向け、マガジンを交換し終えたUMPを、右手だけで構え、一弾装分30発をフルオートで撃ち込む。 第二話『魔法の呪文はリリカルなのだッッ!!』 発砲音を抑えるサイレンサーを取り付けているので、ブスブスという鈍い音がする。 ちなみにサイレンサーは音を小さくするのではなく、「可聴領域音」を抑えて、目立たなくするのだ。 「ほう……」 45ACPを30発与えたが、さっきと違って意に返さず一歩一歩近づいてくる。 怪物の踏み込みで地面がひび割れる。 「こいつは……体重が変化するのか?さっきサンドバックにしてた感触とはエライ違いではないか! フェレット君、こいつはどういう」 そう言った時だった。 怪物は一瞬で飛び上がり、空中で私たちのほうに向け、その赤い眼をむき出しながら突っ込んでくる! フッ……とろいッ!! あの程度の落下速度、私の鍛え上げられたこの肉体を持ってすれば、コンマ数ミリで回避できよう! そう思ったときだった! 『Protection』 突然左手に持っていた杖そう言うと同時に青く輝くドーム状の壁が出来上がり、回避開始地点よりも手前で怪物の体当たり攻撃を防いでしまった。 「ムゥ……」 「あ、これはデバイス…貴方が持っているレイジングハートという名前の杖に備わっている自動防御システムの一つです」 「なあにぃ~それでは、ハッ!いかん」 私は余計な機能と言いそうになったのを止め、肩にとまっているフェレット君とレイジングハートを放り出す! 壁の輝きはいっそう強くなり、そして! パリ~ン♪ ドンッ、ガンッ、ズザササァ…… 「グエエ……!」 吹き飛ばされた私は、太さ1メートル大木を突き破り、巨岩に我が肉体の痕跡を刻みつけて反射し、茂みの中を顔面から滑っり、また大木をへし折り……!300メートルくらい。 う…うむ、これでこのバリアジャケットの防御力は実証された……ような気がする。 しかし過去にも同じような目に会っても無事だったような気がしたが、別にそんなことはなかったぜ!? 「グオオオオオォン!」 怪物が雄叫びを上げ、木々をなぎ倒し、駆けよってくる! 私はすぐさまバリアジャケットのポケットに移し替えていたスタングレネードと手榴弾を取り出す! もはや御近所の迷惑や騒音被害などと考えてる暇は無い! 思えば、道に迷った若者達が集う暴走族を壊滅させ"続け"ていた日々がまた懐かしい!! フッ……特攻服を着るということの意味がなんたるかを身を持って教えてやったものだ。 過去、祖国とそこに暮す家族、国民のために、自ら命をかけた者のみが着る事を許されたのだと……。 湘南地域の若者達の中には、私の薫陶を受けて、中学校教師や警察官になったという手紙が来た。 またある者は政治家を志し、市長選挙立候補者の秘書をしているという。 うむ、正しき指導者を目指す、一ネオ○チとしては赤面してしかたがない! 機会があれば応援しに行ってやろう! しかし許せんのは、某少年漫画雑誌に連載している「身近な恐怖」を扱った漫画に、暴走族に襲い掛かる怪物の話があるということだ! タイヤをパンクさせて横転させるなどといった、危険な止め方はやっておらん! 私がPSG‐1で狙撃したのはエンジンのクランク軸だけだぞ!まったく失礼千万な漫画だ!! 過去回想終了! まずは円筒型のスタングレネードと閃光弾を進路方向に同時に投げる。 強烈な閃光と爆音で、さしもの怪物も三半規管が乱されたか? 転げまわり、巨木に当たって止まる。 そこにすかさず持っているM67手榴弾を、持ち合わせた三個全部放り投げ、私はすぐさま遮蔽物となりそうな大地のくぼみに隠れる!。 三重爆音!! 揺さぶられる木々!吹き飛ぶ枝! そして怪物の安否を確かめることもなく、すぐさま煙幕弾を投げ、さっき吹き飛ばされた位置まで退避する! 過去の経験によれば、ああいう手合いの怪物には手榴弾ぐらいでは倒せないとわかるのだ! 特にライカンスロープとかジャン・ジャックモンドとか獣人とか、だ!! ……他にも死徒やら真祖やらいろいろ通常兵器では倒しにくい奴らがいるが、そこは置いておく。思考の単純化も一つのものの考え方の一つだ! 今はとにかく相手の情報が不明確すぎるので、フェレット君に会わなければ! 自分の作った道をたどり……見えた! レイジングハートをその小さい身体で懸命に引っ張るフェレット君のけなげさに、思わず応援したくなるのを堪える! とりあえず二人(?)を回収し、怪物から距離を離すべく、林を爆走しながらフェレット君の話を聞いた。 「……僕らの魔法は発動体に組み込んだプログラムと呼ばれる方式です。そしてその方式を発動させるために必要なのは術者の精神エネルギーです。 そして、"あれ"は忌まわしい力のもとに生み出されてしまった思念体。 あれを停止させるには、その杖で封印して元の姿にもどさないといけないんです」 「思念体?残留思念による悪霊か何かなのか!?退魔は私の専門外だが……除霊とは違うらしいな!この状況ではどうすれば良い!?」 近所の女子寮に一人退魔士の卵なら居なくは無いが、今ココでケリを着けたほうが良さそうだ。 あんな突進力のあるのを市街に入れては騒音迷惑どころではない!! 「封印そのものはボクのほうで行います。 それよりあれの動きを止めるためには魔法の力が必要です! 質量兵器ではほとんどダメージを与えられないというのは、もうお分かりになっているはずです。 さっき見た防御とか攻撃の基本魔法を使うには、願うだけで発動できますが、より大きな力を必要とする魔法を使うには呪文が必要なんです」 「呪文か!呪文が唱えられればさっきみたいに、どこぞの研究所のバリヤーみたく破られないんだな!?……あと、魔法陣や媒体……生贄とかは要らないんだな!?」 「さっきのは……え~と、さっきのはですね……え~、きっと違うマスターだからズレちゃったんだと思います! たぶんそうに違いないです!!(……たぶん) あと、貴方が持っている、その杖が媒体になるので魔法陣とか他は要りません。 呪文を唱えるには心を澄ませ。心の中に貴方の呪文が浮かぶはずです!」 よろしい! ならば集中だ!! 私は木々の間を跳躍するのを止めて大地に降り、ヤツがやってくる気配を感じながら心を研ぎ澄ます! フッ……私はこんなこともあろうかと"水の心"を習得していたのだ! 絶えず様々な経験、様々な思想文化、そして武術を学んでいたことが生かせる!! これぞネオ○チに求められるべきことなのだァッッ!! 「しゅ、集中して下さい!!」 怪物が太いロープのような触手を突き出してくる。 レイジングハートのコアが輝き、機械的な音声ガイダンスが流れる。 『Protection』 突き刺そうとする触手が、魔力で造り出された壁に防がれるが……。 パリ~ン♪ また良い音色で砕け散る防御魔法! だめだこりゃ! フェレットに変身している少年は思った。 (ああああああああああああああああああああああ!!! やっぱりそうだったのかぁッッ!! ボクが一番恐れていたこと……。この人、魔法の素質が全く無いんだあああああorz くうううゥ……次の攻撃が当たる前に、この命を駆けて強制転移魔法でこの人だけでも……!) そして、攻撃が当たると思ったその時。 フェレットの中の人は信じられない瞬間を目撃する。 大男が意識を澄ませた表情のまま、怪物の攻撃をミリ単位で"前方に進みなが"ら避け…… ズンッ! 左手の拳を怪物の腹部にめり込ませる。 突き入れるために前に出した左足は、大地が蜘蛛の巣状にひび割れて足首まで沈んでいた。 そのときはもう怪物は、くぐもった呻き声とともに10メートル以上吹き飛んでいた。 苦悶を表すように転げまわる怪物の姿を見て驚愕する小動物! 「魔法?いま?ええええええ~~!!?」 足を強く踏み込む事を「震脚」と言い、親指を上にした縦拳で中段に突き込む事を「崩拳」と言うが、少年が中国武術では基本とも言えるその型を知るのは、もうちょっと先の話である。 プロテクションの崩壊、回避、攻撃、その後になっても某は涼しげな顔をしていた。 「半歩崩拳、あまねく天下を打つ。……にはまだ及ばず! 行くぞ、フェレット君!」 「はッハイ!」 「リリカルッ!マジカルッッ!!」 「封印されるべきは忌まわしき器!ジュエル・シード!!」 「ジュエルシードォッ!封印ッ!!」 唱え終わったその時、右手のレイジング・ートが輝き『SealingMode Setup』と言い、魔法プログラム停止のための最適な形態を取る。 杖の形状が変化し、輪形状の基部から桃色の光翼が出現する。 「ぬううううう……!」 「ど、どうしましたッ!?」 「無性に恥ずかしいぞ!何故だあああッッ!!」 「そ、そんなこと言ったって……」 某の訴えを無視してレイジングハートは勝手に続きを行う。 翼から伸びたピンクの帯が怪物にからまり、怪物の額にローマ数字が浮かぶ。 「つ、次行きましょう!」 「むうう……リリカルッ!マジカルッッ!!ジュエル・シードシリアル21!封ッ印ッッ!!!」 レイジングハートからさらなる光撃が加わり、身動きが取れない怪物は最後の咆哮を挙げ、消滅する! 怪物の居た地面に小さく光るものが……。 「これがジュエル・シードです。レイジングハートを向けて」 某が杖をその物体に向けると、その物のほうから引き寄せられ、レイジングハートのコアたる赤玉に収納される。 完了した、というメッセージをレイジングハートが出した後、光が某を包み込み、衣類を元に戻した。 左手の掌にレイジングハートだった赤い珠が静かに乗る。 「終わりか……」 「はい。貴方の御蔭で……ありがとう……」 「おい!フェレット君、しっかりしたまえ!!」 気を失ったフェレットを抱き上げ、某は天上を見上げる。 ふむ……。あんな小さな結晶があの怪物のコアになっていたか……エリア51のマッドサイエンティストどもに知れたら……。 いや、もう知られているな!最新の情報収集衛星が、あれほどのエネルギーを感知されていないはずが無い!! 「とりあえず急いで銃と薬莢を回収したらベース(高町宅道場)に戻るとするか」 戻る 目次へ 次へ
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なのはとリリカルマンは、今まで紹介してきた物以外にも、まだまだ紹介しきれない程の様々な 怪獣や侵略者との戦いを繰り広げていたのであったが、ついにそれも最後の戦いの時が来てしまったのである。 『さらばリリカルマン』 次元恐竜ゼットン 超次元恐竜EXゼットン 登場 ミッドチルダに突如として正体不明の大円盤部隊が襲来、クラナガンへ向けて攻撃を開始した。 時空管理局は総力を持って迎え撃つが、そのせいで殆どの局員が出動して管理局地上本部はがら空きに なってしまった。そこへ謎の大円盤部隊を送り込んだ者だと推測される謎の次元人が直接攻撃をかけて来のだ。 局員に巧妙に化けて堂々と地上本部に入り込み破壊を行おうとしていた次元人だが、その行動を 不審に思ったティアナに見破られ、撃ち合いの末に何とか退治されるに至った。 外では大円盤部隊もなのはやフェイトを中心とした管理局の猛者達や、その他様々な局員の頑張りによって 次々に撃墜され、事態は収束されていくかに見えたが、最後に残っていたとんでもない強敵を迎える事に なってしまうのである。 『ゼットォン!』ピポポポポポ 最後の一機と思われた大型円盤の中に隠されていた一体の怪獣。次元人がミッドチルダ攻撃用の 生物兵器として温存していた次元恐竜ゼットンが出現したのである。その姿は恐竜と言うよりも 虫類に近い物であったが、次元恐竜の名が指す通り、ミッドを中心とした管理世界とは 全く異なる常識の範囲における恐竜があの姿なのだろう。 『ゼットォン!』ピポポポポポ ゼットンと言う不気味な咆哮と怪しい電子音を響かせ、ゼットンは地上本部へと迫る。管理局は迎撃するが 過去に出現した如何なる怪獣をも上回る力を持ったゼットンには効果が薄かった。 あらゆる魔法攻撃は愚か戦艦の艦砲射撃、さらには魔力砲マルス133すらも耐え切ってみせたゼットンは さらに頭部から一兆度と推定される超高熱の火球を放ってクラナガンの街を焼き払って行く。 この未曾有の事態に管理局は最終作戦を発動。それはゼットンを宇宙空間に転送し、宇宙空間に待機させた 管理局艦隊によるアルカンシェル一斉砲撃によって完全に消滅させると言う、過去に闇の書防御プログラムを 完全に消滅させた実績と定評のある作戦であった。 なのはやフェイトを中心とした攻撃魔法を得意とした局員達が果敢に攻撃を加えゼットンを足止めし、 その間に転送魔法を得意とした局員がゼットンの強制転送準備を進める。作戦は成功した。 ゼットンはミッド地表から宇宙空間へと一気に転送されて行き、その後で宇宙空間に待機していた艦隊が 一斉にアルカンシェルでゼットンを攻撃した。理論上あらゆる物体を消滅させる事が出来るアルカンシェルならば ゼットンも跡形も無く消滅する………に思われたが………… ここでさらにとんでもない事態が起こった。ゼットンがアルカンシェルのエネルギーを吸収し、 超次元恐竜EXゼットンへと進化していたのだった。さらに戦闘的に精錬された姿となるのみならず 大幅にパワーアップしたEXゼットンは一兆度火球の高速連射によって管理局艦隊を瞬く間に壊滅させると共に 再びミッド地上に降り立ち、クラナガンの街を破壊しながら地上本部へ迫った。 もはやこうなってしまってはブラスターで強化したディバインバスターやスターライトブレイカーを撃ち込んでも 倒すどころかまともなダメージを期待する事すら無理なのかもしれない。そう悟ったなのはは激戦のドサクサに紛れ、 周囲に誰もいない事を確認した上でベーターカプセルを点火、リリカルマンに変身した。 『ヘァッ!』 変身すると共にリリカルマンは空中で高速回転を始めた。するとリリカルマンのその回転する身体から リング状のエネルギーが放たれEXゼットンの身体を束縛して行く。ミッド式魔法におけるバインドに 相当する力を持ったキャッチリングである。しかし、EXゼットンは自身を束縛するキャッチリングを 易々と引き剥がす怪力を見せ、リリカルマンに推定一兆度の火球を撃ち込んで来た。これには流石の リリカルマンも大きなダメージを受け倒れてしまった。 『ジェァ!!』 しかし弱音を吐いて入られない。素早く立ち上がり再度構えるリリカルマンだが、鈍重な見た目に反して 素早く、しかも瞬間移動能力までも持ち合わせたEXゼットンに翻弄されてしまう。 『ヘァァ!』 それでも何とか狙いを定め、素早く八つ裂き光輪を放つリリカルマン。だがEXゼットンは EXゼットンシャッターなる超強力バリアーまで持っていた。流石の八つ裂き光輪も EXゼットンシャッターの防御を貫く事が出来ず、粉々に砕けてしまった。 「リリカルマーン! 頑張ってー!」 フェイトやティアナ、その他管理局の局員達が見守り応援する中、リリカルマンはEXゼットンに 果敢に格闘戦にかかる。だが、EXゼットンはリリカルマンさえねじ伏せる恐るべきパワーを誇っており、 逆に首を捕まれ、地面に押さえ込まれてしまった。 『ジェア! ジェェェェ!』 EXゼットンに地面へ押さえ付けられ脱出しようともがく中、ついにリリカルマンのカラータイマーが 赤く点滅を始めた。エネルギーが限界に近いのだ。このままカラータイマーから光が消えた時、リリカルマンは 立ち上がる力を失ってしまう。リリカルマン、立て! 『ヘアァァ!』 どうにかEXゼットンを跳ね飛ばして脱出するリリカルマン。リリカルマンは最後の手段に出る。 なのはの持ったスターライトブレイカーの応用によって周囲の魔力をエネルギーとして集束し放つ スターライトスペシウム光線だ。まさに一発勝負。眩い光と共にリリカルマンの十字に組まれた手から 桃色の光の混じったスペシウム…スターライトスペシウム光線がEXゼットン目掛け放たれた。 だが、ここでまたも信じられない事が起こった。EXゼットンはスターライトスペシウムさえも吸収し、 さらに自身のエネルギーを加えてより強力になった光線を撃ち返して来たのである。そしてリリカルマンは それを自身のカラータイマーに受け、余りの威力にカラータイマーを破壊されてしまうのだった。 リリカルマンのエネルギーを蓄積させる役目を持ったカラータイマー。それを破壊された事によって リリカルマンのエネルギーは見る見る内に消滅し、ついにその場に倒れてしまった。 リリカルマンが敗れた。その衝撃的な光景に誰もが騒然となってしまう。 リリカルマンは朦朧とする意識の中、自分が繰り広げてきた過去の戦いが走馬灯の様に流れていくのを見た。 それは彼の最期が近い事を意味していた。 「リリカルマーン! 死んじゃだめ! 立つんだよ! 起き上がって! リリカルマーン! 貴方が死んでしまったらミッドチルダは…次元世界はどうなってしまうの!? リリカルマーン!」 「頑張って…。」 「立つんや………。」 管理局の皆が声援を送るも空しく、リリカルマンは立ち上がる事は出来ない。 「こうなったら私達が!」 「例え無理だと分かっていても…やるだけの事をやるんだ!」 リリカルマンが倒れた今、もはやこの世界を守れるのは管理局しか無い。フェイトやティアナは 無謀だと分かっていてもEXゼットンに立ち向かって行く覚悟を決めていたのだが、 その二人を呼び止める者がいた。 「ちょっと待つんだ。」 それは無限書庫司書長ユーノ=スクライア。そして彼は二人に何かカプセル状の物体を手渡していた。 「無限書庫で『フェレットでも分かるゼットンの倒し方』と言う文献を発見してね、その記述に則って 大急ぎで作ってもらった新兵器だ。けどこれ一発しか無いから仕損じてはだめだよ。」 「ユーノありがとう。後、これを作ってくれた人にも礼を言わないと…。」 「ちなみに作ったのはジェイル=スカリエッティなんだけどね。」 「え……スカリエッティ……。」 地上本部へ迫るEXゼットンに向け、フェイトとティアナはユーノに貰ったスカリエッティが 作ったと言うのがちょっとアレな新兵器を携えて接近、それぞれの魔法を推力としてEXゼットンへ撃ち込んだ。 するとどうだろうか。直撃を受けた途端にEXゼットンはそこだけ重力を失ってしまった様に空中へ舞い上がり、 空中で木っ端微塵に破裂するのだった。 「やったぁ!」 「私達の勝利だよ!」 あれだけの強大さを誇ったEXがゼットンが一撃。余りのあっけ無さに拍子抜けしてしまうかも しれないが、『フェレットでも分かるゼットンの倒し方』と言う文献は伊達では無いと言う事だろう。 何はともあれ、EXゼットンを倒した事により、二人は思わず子供の様にはしゃぎ喜んでしまっていた。 しかし、まだやらねばならない事は残っていた。 「あ! そうだ! まだ火が残ってる。火を消さなきゃ!」 「あ! そう言えば…そうですね!」 EXゼットンの破壊活動やリリカルマンとの激戦によって彼方此方で火災が発生していた。 それ故に皆で手分けをして消火活動と被害を受けた人々の救出活動を始めていた。 そして消火活動や救出活動も一通りきりが付いた時、何かに気付いたユーノが突然大空を指差していた。 「皆、あれを見るんだ。」 「あ…あれは…リリカルマン?」 大空の彼方からリリカルマンがもう一人現れ、こちらへ飛んで来ていた。しかし、それはリリカルマンとは 若干身体の模倣が違う様だった。 「リリカルマンが二人?」 「いや、あれはきっとリリカルマンの同胞に違いない。」 リリカルマンの同胞…M78次元世界の次元人は空中で回転を始めると共に赤い光の玉を作り出し、 皆が見つめる中、地面に倒れていたリリカルマンはその中へと吸い込まれて行った。 赤い光の玉の中において、M78次元人はリリカルマンへ向けて話しかけていた。 『リリカルマン、目を開け。私はM78次元の次元警備隊員ゾフィー。さあ、私と共に光の国へ帰ろう。』 M78次元世界の次元人にしてリリカルマンの同胞、次元警備隊員を名乗るゾフィーは リリカルマンを迎えに来た様子であった。しかし… 『ゾフィー…私の体は私一人だけの物では無い…私が帰ると…一人の人間が死んでしまうのだ…。』 今のリリカルマンはなのはと一心同体となった身である、それ故に帰る事は出来なかった。 リリカルマンがなのはの生命維持を行っているのだから、リリカルマンが去ってしまうのは なのはの死を意味しているのだ。 『リリカルマン、お前はもう充分にこの世界の為に尽くしてくれた。ミッドチルダの人々は許してくれるだろう。』 『なのはは立派な人間だ…犠牲には出来ない…。私はミッドチルダに残る…。』 やはりリリカルマンはなのは自身や他の皆の事を考え、とても帰る事は出来ないと拒否する。 しかし、ゾフィーはこう続けていた。 『ミッドチルダの平和はミッドチルダの者達の手で掴み取ってこそ意味があるのだ。リリカルマン、何時までも ミッドチルダにいてはいかん。』 ミッドチルダやその他管理世界の平和は、確かにその世界の人間の手によって掴み取らなければならないのかもしれない。 何時までもリリカルマンに頼り続ける状況が続けば、その内彼等は自分の力で守ろうとする気持ちを失ってしまうからだ。 この言葉は確かにリリカルマンにも納得せざる得なかった。 『ゾフィー…それならば…私の命をなのはに与えて…ミッドチルダを去りたい…。』 『お前は死んでも良いのか?』 『構わない…私はもう二万年も生きたのだ…。しかしミッドチルダの人間の命は非常に短い…。 それに…なのははまだ若い…。彼女を犠牲にする事は出来ない…。』 リリカルマンは自分を犠牲にしてもなのはを助けたかった。元々リリカルマン自身の過失によって なのはの命は失われてしまったのであるし、長い間…とは言っても二万年を生きた彼に してみればあっという間であったとは言え、一心同体となって共に生き、なのはの行動を見ていたからこそ、 彼はなのはを犠牲にする事は出来なかったのだ。そしてその想いはゾフィーに通じていた。 『リリカルマン、そんなにミッドチルダの人間が好きになってしまったのか。 よろしい、私は命を二つ持って来た。その一つをなのはにやろう。』 『ありがとう…ゾフィー…。』 『じゃあ、なのはと君の身体を分離するぞ。』 M78次元世界の次元人…リリカルマンの同胞…ゾフィーはベーターカプセルを手に取りスイッチを押した。 そしてリリカルマンとなのはにそれぞれ新たな命を与えると共に、一心同体となっていた二人を分離するのだった。 管理世界においてはいかなる魔法を使っても死者を蘇らせる事は出来ないとされる。しかし、彼等には その常識は当てはまらず、命を複数持つと言う凄まじい事をやってのけていた。そして、その内の一つを なのはは貰い、今度はリリカルマンの生命維持無しで生きていく事が出来る様になったのだ。 ミッド地表になのはが帰還し、ゾフィーとリリカルマンの二人の入った赤い玉は上空へ舞い上がって行く。 それをフェイトやティアナ、ユーノやその他管理局の局員達が見守っていた。 「不思議な赤い玉ですね…。」 「きっと仲間が迎えに来たんだよ。」 「すると…リリカルマンは…もう二度と姿を現す事は無いと言う事なんでしょうか?」 リリカルマンがもうこの世界を去ってしまうと言う事実に、多くの者が寂しさと心細さを感じてしまっていた。 しかし、それを感じながらも新たな決意を固める者もいた。 「ミッドチルダ…いや全管理世界の平和は我々時空管理局の手で守り抜いて行こう…。」 リリカルマンはもう故郷に帰る。そうなった以上もう甘えは許されない。 誰もが今後は自分達が自分達の手でこの世界を守っていく決意を固めていた。 とても大変な事であるが、しかしそれでもやらなくてはならないのだ。 「リリカルマーン! さようならー!」 「あ! なのは! 何時の間にいなくなってたからやられちゃったのかと思ってたけど無事だったんだね!」 皆がミッドを去っていくリリカルマンに手を振る中、そこへなのはが皆の所へ駆けて来ていた。 「リリカルマンがミッドを去りますよ。」 「皆、あれだよ! あの赤い玉だよ! 私は青い玉を追っていた時に突然あの赤い玉に巻き込まれて…… それで…………今までどうなってたの…………?」 ゾフィーに貰った命によってリリカルマンの生命維持無しでも生きていく事が出来る様になったなのは。 しかし、リリカルマンと出会って以降の記憶だけはプッツリと消えてしまっていた……。それが新しい命を 貰った事による影響なのか、リリカルマンが分離した故の事なのかは…今となっては分からない。 「リリカルマーン! さようならー!」 「さようならー! リリカルマーン!」 皆が手を振り、なのはが呆然と見つめる中、リリカルマンとゾフィーはミッドから離れ、 次元空間を通り遠いM78次元世界へ帰って行くのだった。 さようならリリカルマン、人類の平和と正義を守る為、遥かM78次元世界からやって来たリリカルマン。 凶暴な怪獣達を倒し、異次元からの侵略者と戦ってくれた我等のリリカルマンがとうとう光の国へ帰る時が来たのです。 リリカルマンも、この世界が平和の光に満ちた世界となる事を祈っているに違いない。リリカルマン、ありがとう。 リリカルマン、さようなら。 おしまい
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【ヘルゲイザー】 ファビア・クロゼルグに支給。 魔女箒(ウィッチブルーム)。ファビアの用いるデバイスである。 【セイクリッド・ハート】 高町ヴィヴィオに支給。 愛称「クリス」。ヴィヴィオ用におそらく製作された最新式デバイス。 おまけ機能として、単体で飛んだり動いたりできる。 言葉を発する機能はないようで、意志はジェスチャーで表現する。ヴィヴィオは意志疎通が出来ている様子。 ヴィヴィオの動きを真似していることが多い。 意志を伝えるジェスチャーやパントマイムの動作は豊富。 感情によって目つきも変化しており、ここから表情を読み取ることもできる。 外装オーバーコートがぬいぐるみなので濡れると飛べなくなるとクリス自身は主張している。 【アスクレピオス】 ルーテシア・アルピーノに支給。 グローブ型ブーストデバイス。ゆりかご起動後の決戦でクアットロの操作を受けて暴走したルーテシアがキャロと戦った際、限界を超えた負荷のためか破損している。補助系を得意としていたルーテシアの母・メガーヌも8年前に使用しており、スカリエッティが製作したデバイスというわけではないが、ルーテシアの手に渡る前に召喚補助向けの調整がクアットロによって施されている。 【レイジングハート・エクセリオン】 高町なのはに支給。 高町なのはのインテリジェントデバイスで、ヴォルケンリッターとの初回戦闘時の惨敗を受け、レイジングハート自らが望んでベルカ式カートリッジシステムCVK792-Aを組み込んだ後の形態。 【アスティオン】 アインハルト・ストラトスに支給。 愛称「ティオ」。 アインハルトのために八神家メンバーが製作したデバイス。 ユニットベースはリインが、AIシステムの仕上げと調整をはやてが、外装をアギトが製作した真正古代ベルカの特別機エクストラワン。 シュトゥラの雪原豹をモチーフにしているとのことだが、ぬいぐるみのような姿で「にゃあ」と鳴く。 その姿を見たアインハルト、ノーヴェ、チンクは、「猫?」と心の声でつぶやいている。 Memory;30では、ウェンディに、ねこにゃんと呼ばれていた。 【マッハキャリバーAX】 スバル・ナカジマに支給。 ローラーブーツ型デバイス。リボルバーナックルとのシンクロがされており、リボルバーナックルの収納・瞬間装着・カートリッジロードをマッハキャリバー側で制御している。 移動の際には脚力ではなく魔力で動作し、スバルの思考による操作で加速・停止などを行う。 【リボルバーナックル(右手用)】 スバル・ナカジマに支給。 スバルが右手に装着している「非人格式・拳装着型アームドデバイス」(公式ページ)。 リボルバー式カートリッジシステム付き。装弾数は6発で、全弾撃ち終わると弾倉ごと排莢してリロードする。 スバルの母親の形見で、元々は両手用で1対2個だった。 母の死後、スバルは右手用を使用している。
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ApSs1st ApSs1st 主催:ApSs 編集:scissor s SAIZEN 公開日:2007.12.17 出演者 Seiren Anemia Iroha M-bami(Embami) KEN Ognek Riz. scissor s Wills silver SEVEN ZO-MA ED(Jako) kitchme Aki